4月7日に一般公開されたNVIDIA Jetson Xavier / Orin シリーズ向けパッケージ「JetPack 5.0」。
3月下旬に実施されたNVIDIA GTCではJetPack 5.0のスケジュールとして Q4 2022 に製品版をリリースとあったのですが、昨日公開された製品版モジュールのリリーススケジュール更新とともに大きく変更されたようです。
差分も残したかったのですが、記事にするのが遅くなってしまったので・・・
JetPack 5 ソフトウェアロードマップ
先のエントリーのとおり、今年7月からJetson Orinシリーズの製品版モジュールが利用可能になります。製品版モジュールには当然、製品版のソフトウェアをのせたいはず。いつまでも開発者プレビュー版なんて使っていられません。
そういう理由からだと思いますが、今年の終わりから来年はじめ(Q4 2022)に予定されていた製品版リリース時期が、Orin製品版モジュールと同じ2022年7月からに変更となりました。
ソフトウェア面での更新内容は以前公表されていたロードマップとおよそ違いはありませんが、7月のJetPack 5.0 正式版のリリースを皮切りに、年内は5.1、5.1.xxとマイナーアップデートを実施するようです。
今年のJetPack 5シリーズとしては、主に以下のモジュールをサポートする形で、およそ3カ月おきにアップデートされます。
- 4月:JetPack 5.0 開発者プレビュー版
- Jetson AGX Orin 開発者キットをサポート
- 7月:JetPack 5.0 製品版リリース
- Jetson AGX Orin 32GB 製品版モジュールをサポート
- 9~10月:JetPack 5.1.x 製品版リリース
- Jetson Orin NX 16GB / Jetson AGX Orin 64GB 製品版モジュールをサポート
- 12月:JetPack 5.1.y 製品版リリース
- Jetson Orin NX 8GB 製品版モジュールをサポート
※x, yにはそれぞれマイナーアップデートされたバージョンが入ります
JetPack 5.1については計画段階で、モジュールサポート以外の更新内容の記載はありませんが、以前公開されていたロードマップをもとにすれば、CUDAなどのライブラリアップデートは同時に適用されるのではないかと思います。
あとは5.1からの流れを踏まえて、来年予定されるJetson Nano Nextシリーズにどう作用するかですかね。
今回の更新の一番うれしい点は、やはり製品版リリース時期が半年早くなったことでしょうか。安定したJetPackという土台の上で、Orinシリーズを使ったものづくりが加速する期待もある反面、組み込み系コンピューティングモジュールは入手しづらい状況が続くので、ちょっと複雑な気持ちです。Raspberry PiのCompute Moduleも入手できないしね。
物不足つらー。ではまた。


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