Google Chrome 97 が正式版としてリリースされました!
今回のアップデートで主に以下の機能が追加されたほか、37件のセキュリティ上の脆弱性の修正が行われました。
- WebTransportのサポート
- HTMLScriptElement.supports() メソッドの追加
- Array の findLast() / findLastIndex() メソッドの追加
2.は、<script type=”…” /> の “…” に記述したスクリプトタイプがブラウザで利用できるか判定するための統一的かつ簡単な方法として追加されたものです。
3.は、配列から最後にみつかった要素またはその要素のインデックスを返します。
いずれも痒い所に手が届くメソッドの追加ですが、一番大きなトピックスはやっぱり「WebTransport」のサポートですね。
WebTransportは、「低遅延」「双方向」「クライアント/サーバー間メッセージング」を実現する通信手法です。
これまでは、WebRTCがこれに近いものとして利用されてきましたが、クライアント同士のP2P通信が根底にあり、サーバー/クライアント間での通信に利用したい場合にはかなり複雑な手続きを踏まなければならず面倒でした。
WebTransportが導入されたことで、たとえばサーバーからの映像ストリームを複数クライアントに低遅延で配信するようなことがもっと手軽に行えます。ウェブ配信のようなプラットフォームをもっと簡単に築けるかもしれません。
GitHubアカウントは準備中につき、ソースコードをまだここに書けないのですが、上に掲載した動画中で示されるように、短いコードでデータのやり取りができるみたいです。
Google Chromeが先行してこれを実装しているので、まだマルチプラットフォームな標準技術として使えるには値しないかもしれませんが、他のブラウザやその機能性の何たるかが理解されればいずれ広く使われるようになるでしょうし、機会があれば当ブログでもノウハウを示せればいいなと思います。


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